暮らしを彩るものたちについて

30代の日々のこと。幸せでいるためのマイルール。

自分の中に1本の芯を持つ

「穏やかだけど、芯がある感じ」

周りの人が私のことを表現する時に、よく使われる言葉です。

先日もそんなことがあったので、それについてふと考えてみたくなりました。

ただの気持ちの羅列です。お時間ありましたらお付き合いください。♡

 


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昔からずっと芯がある女性に憧れていたので、そう表現されるようになった時はとても嬉しかった。

たぶん、大学生の時にはまだそんな風には言われてなかったと思う。いわゆる「癒される」「柔らかい感じ」というワードで表現されることが多かったような?

 

じゃあいつからかと言うと、やっぱり自分の「好き」が分かるようになってからだと思う。

以前記事にもしたけれど、私は自分の好きなことすら分からなくて。試行錯誤しながらそれが見えてきたは良いけれど、今度は好きなものを自信を持って「私はこれが好き」と言えない、そんな壁にぶつかりました。

 

例えば当時私がそのことを考えるのがすごく「好き」で、「もっと知りたい」と思っていたのは、身体の内側から綺麗になれるヘルシーな食事について。

でも、それを周りの人に公言できなかった。

こんな私が…という思いが邪魔したりして。なんだか恥ずかしくて。でもそれって、自己肯定感の低さも一因だったりするみたい。

あとは、女子力高いと表現されるのもとても居心地が悪かったり。(人の趣味を、女子力高いの一言でまとめるのは何て失礼なんだろうと常日頃思っている)

 

でも、そんな私を光の方向に連れ出してくれたのは、学びたい!と思って1歩踏み出した先で出会った人達との出会い。

皆、自分の好きに忠実で、何も臆することなくそれを公言していて。その楽しそうな姿は、本当に幸せに輝いていた。人の目ってこんなにキラキラするんだ、ってびっくりした。

生命力に溢れてて、年齢も職業もバラバラだけど今でも心から大好きな友人達。

お金をかけてひとつのことを学んだ経験よりも、こういう生き方をしている人達に20代のうちに出会えたことが、何よりも宝だったと思ってる。

だから、同じような悩みを抱えている人には、ぜひ自分の好きなことに関するコミュニティに参加してみることをおすすめしたい。その1歩は、きっと自分の光になる。

 

 

とまぁ話は逸れましたが、そんな環境に数年間身をおいていたおかげで、だんだんと私も「私はこれが好きなんです」と自信を持って言えるようになりました。

最初は少し恥ずかしがりながら、でも、だんだん堂々と。

 

芯がある、と言って貰えるようになったのはその辺りから。

 

そして、そうやって自分をきちんと表現できるようになってから、男女問わず誰かと深い友情で繋がることが増えました。

これは、「私はこういう人よ」とオープンにしたからこそ得られたものたちだと確信してる。本当に共鳴する人だけが寄ってきたというか。とても心地よくて優しい世界。

 

きっと、私の中に通っている1本の芯は、「自分を生きる」という決意。

自分の好きに忠実になる。

自信を持つ。

周りの目を気にし過ぎない。

堂々と、日々を自分を楽しむ。

いろんな経験や出会いを通して、少しずつ、そんなようなものが自分の中で育ったんだと思う。

きっと、何かに落ち込んだり傷付いても、自分の中にこの軸がある限り私は大丈夫な気がしてる。

「私にはこれがあるから大丈夫」というような、何かに守られてあるような安心感。自分の中の強さ。

 

20代で私が大切に大切に育ててきたものが、30代でどんなふうに咲くのかすごく楽しみ。