暮らしを彩るものたちについて

30代の日々のこと。幸せでいるためのマイルール。

「本を手に取る」という選択肢が生まれますように。私が絵本を読む理由。

ここ数か月、ようやく絵本を絵本として遊んでくれるようになりました。

それまでは、とにかく舐め倒したり破いてみたり…

絵本を綺麗に保つことより、絵本に触れることを通して様々なことを得てほしいと思い好きにさせていたので、テープでつぎはぎだらけの本もちらほら(*_*; でも、これも娘と紡いだ思い出の爪痕なんだと思うと、愛おしくて温かい気持ちになります。

 

本が好きな子になってほしい、というのは、私と夫共通の思い。

これから娘が生きていく時代がどんなものになるのか分からないけれど、ますますテクノロジーは発達するはずで、でもその中で「本を読む」という選択肢があることがどれだけ彼女を救ってくれるだろうか。だから、そこに私の時間とお金を投資することは、とても価値のあることだと思いました。

実際私も、SNSに依存しない生活ができている要因の一つに、「本が好き」ということがあると感じています。スマホに触れるよりも、本を読む時間を優先する。その小さな選択の積み重ねは、そのまま自分の人生に反映されるはず。

 

今私にできるのは、絵本を読むという行為を通じて、私の時間を彼女にあげること。そうして、本に触れる楽しさや喜びを沢山感じてもらうこと。

破かれても齧られてもゴミ箱に捨てられてても(笑)、根気強く触れさせた甲斐があったようで、今では絵本大好きの子になりました。

 

もう一つ大切にしていることは、娘に紙の本を読んでいる姿を見せること。親がしてることって子供も真似すると思うので、そういう姿からも興味を持ってもらえたら。kindleも愛用していますが、あまりそちらに偏らないようにしています。

夫は本を読まない人で(本を読むことの有意義さはわかっているらしく、娘には本好きになってほしいらしい)、昨年は一か月に1冊読書するという目標をたてたものの見事に挫折していたので、今年はもう少し頑張ってもらおうかな(笑)

本を読むという時間が、空気のように、自然に流れている家というのが理想です。

 

色々な情緒とか想像力とか言葉とか、目には見えないものがその小さな身体の中で育ち、いつか大きな花を開くのかなあなどと考えると、とても楽しみな気持ち。

それと同時に、彼女がこの先生きていく上で、何でもない日常はもちろん、悩んだ時や辛い時、「本を手に取る」という選択肢がどうか生まれますように。華金の夜にわくわくしながら読むのだって良いし、もしくはただの暇つぶしだって良い。SNSを筆頭に沢山の刺激に溢れた現代社会において、心身ともに健やかに生きてほしい。本を読むということは、それを助ける一つの手段になるはず。そんな、切実な親心です。

 

ちなみに、先ほど「時間とお金を投資する」と書きましたが、絵本はほとんどいただきもの(プレゼント、都の赤ちゃんファースト商品券で選んだものなど)か古本です。誕生日やクリスマスなど、節目節目のプレゼントで真新しい本は買いますが。

本は中古で十分、という印象です。どうせ読み続けるうちに、端っこが切れたりくたびれてくるので…有名なはらぺこあおむし(定価1300円ほど)も、状態が良いのに中古+セールで400円で購入できて、ものすご~くお得でした。

最近は絵本を大切に扱ってくれるようになったので、ようやく図書館も利用できるように。最高です。

 


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(ずっとお世話になってる絵本たち。)

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私のブログって読みづらいなあ…って思ってる最近です。独り言のような日記のようなブログですが、読んでくださる方がいること、とてもありがたいです。いつも、本当にありがとうございます。